こんにちは
一週間ほど記事の期間があいてしまいましたね…
https://ja.wikipedia.org/wiki/相対性理論
装輪に乗りすぎたかな…
視界システム
wotの中でもなかなか複雑なシステムである視界関係ですが、これを理解すると、かなり戦術面での助けになります。
私が活かせているとは言ってない
では、まずこれを見てください。
この動画を見れば必要な情報は得られます。
完全に理解しましたね。では終わりです。嘘です。
視認システムの活用について必要な情報をまとめていきましょう
1.視認ポイント
視認ポイントと敵車両の被発見ポイント(後述)が、障害物なく一直線につなげられる位置にあると対象車両を見ることができます。
視認ポイントは計2か所あり、一か所は砲身付け根、もう一か所は砲塔中央上の車高と同じ高さの点です。
下図の”CHECKPOINT 1″と、”CHECKPOINT 2″に当たります。

砲身付け根の点は、砲塔旋回で移動します
砲身付け根の点は、砲塔旋回で移動します
大事なこと(ry)
2.被発見ポイント
先ほどの画像の点6つ、すべてが被発見点です。
そして、車両の視認点と敵車両の被発見点が一直線でつなげる位置に来ると、発見判定となります。
逆も然りです。
Somua SMの場合
具体例として、ソミュアSMの画像を上げます。
視認ポイント
この場合、キューポラがかなり大きいのでその頂点と同じ高さ、砲塔中央部に一点
そして砲身付根に一点です
被発見ポイント
車体前後左右中央部に一点ずつ、計四点
そして視認ポイントも兼ねた砲塔の二点
そしてお分かりの通り、ここさえ晒さなければ見つからないわけです
と、判定点についてまとめたところで、具体的な例を見ていきましょう
応用した活用法ー隠れる、敵を見る
基本的なことについては先の動画でわかると思いますので、本題の、
必須といっても過言ではない考え方について紹介します。
隠れる
下図の場合、自車両の車体の角が敵の視認範囲内に入ってはいますが、赤点の判定点が隠れているので見つかりません。
逆に、自分の視界は見ての通り敵の判定点に通っていないので敵のことを見ることは出来ません。
敵から隠れる場合、敵の視認ポイントの位置と、自分の被発見ポイントの位置関係の把握が重要です。
見る
下図のようにすれば、自分の視認点だけを敵に晒し、撃たれる心配なく敵を見ることができます。
隠れるときとは逆に、敵を見るときは、自分の視認点と敵の被発見点の位置関係を意識します。
これさえ押さえておけば、「どこから見られたの!?」とか、「なぜ見えないんだ…」とか、無くなると思います。
では次、6感スキルを使った逆探知について
6感逆探知ー見えない敵の位置を知る
皆さんご存じ6感スキル。「敵車両に視認された場合、3秒後に自車両が敵に見られたことがわかる」というものです。
なかなか生存率に直結する重要スキルであり、敵に発見されたことを知れるというのは大きいです。
そして、応用すれば敵の居場所を大体把握できる「逆探知機」としても使えるようになるのです。
例1
下図の状態
赤点が車体前の被発見点
オレンジ色の範囲は、「6感がついていない状態ならば、この範囲には敵はいない」という範囲です。
上の状態から、じりじりと前進してみましょう
まだ見つかりません。
そして、オレンジの範囲も広がりました。この範囲に敵はいません。
もう少し前進しましょう。
6感が発動しました!
ということは、オレンジの範囲の境界、つまり車体前部の被発見点と障害物の角を結んだ直線上に敵車両がいることになります。
実際は6感の発動に3秒かかるので、敵車両は、3秒分を差し引いた、「線より少し左」にずれた位置にいることになります。
これで敵の大体の方向、位置を特定することができました。
例2
マップ「崖」の西側です。
南北から、安全で中央を撃てるE3,F3に駆け込むことが多いです。
その際、6感を使った逆探知をすることができます。
下図の線に沿って走行するとしましょう。
二か所の薄い赤丸は、敵がいる可能性のあるポジションを示しています。
簡単にするため、敵がいるのはこの二か所だけ、と絞って考えましょう。
敵がどのように布陣しているかという可能性は大きく分けて4つ。
- 甲:①、②ともに敵がいる
- 乙:①に敵がいて、②に敵がいない
- 丙:①と②ともに敵がいない
- 丁:①に敵がおらず、②に敵がいる
①、②の各ポジションから見える範囲は下図のようになっています。黄色い点は目印です。
濃い赤点の場所で6感が点灯したとしましょう
①に敵がいた場合、目印1の時点で6感が点灯しているはずですので、甲、乙の選択肢は無いことがわかります。
また、6感がついたということは、必ずどこかに敵がいるということですので、丙の選択肢も消えます。
つまり、「①に敵がおらず、②のみ敵がいる」という丁の選択肢が正しいことになります。
これで、敵のいる位置は②のみであると予測をつけることができました。
6感逆探知の考え方
以上のように、6感逆探知を行う上で重要な考え方は二つです。
視界システムを理解していることを前提に、
- 敵がいる可能性のある場所を把握すること
- 角度、時間などから、大体の方向を絞ること
一つ目は、マップのポジションの理解と直結し、
二つ目は、どれだけ状況を観察しているか、がものを言います。
また、二つの例は二次元的(前後左右)な動きについて考えました。
しかし、上記二点の基本を押さえておけば、三次元的な(前後左右、上下)動きについても同様に考えることができます。
稜線から砲塔を出すときなんかがそうですね。
おまけ動画
動画内0:27あたり。
砲塔を回転させて敵Rinoceronteを視認しています。
この際、敵にスポットを切らせてから再び視認することによって敵の6感が発動し、「見つかった!そこにいる!」と思わせることでブラインドショットを誘っています。
「6感逆探知の逆」です。これも割と使いますし、役に立ちます。
1:57あたりから、中央に駆け込んでいます。
先に紹介した例2と同じ状況です。駆け込んだ後6感が点灯し、予測した場所にはE3君がいました。
まとめ
視認システムを活用した見る、隠れることについてのちょっとした小技と、6感スキルの活用法を紹介しました。
最近、私もなんとなく感覚で敵の位置が分かるようになってきたので書いてみました
ではでは