さてT26E5に乗って金策でもしてやろうかと思ったところ、
なんとTier X戦場に放り投げられてしまった。
上の画像を見ていただければわかると思うが、T26E5に関して、僕は金弾を一切積んでいない。
僕のガレージの中で唯一、金策車両だと割り切っているからである。
金弾を積んでいるとついつい撃ちたくなってしまう。
しかし、このT26E5、課金弾を撃つ費用に対しての効果が弱い。よわよわである。
弾種 | 通常弾(APCR) | 課金弾(APCR) |
貫通力 | 230mm | 259mm(+29mm) |
Cr | 255Cr | 4,400Cr(17倍!) |
なんと17倍のクレジットを支払った上で、貫通力はたったの29mmしか上がらない。
これは微妙だ。僕は思った。
いやいやしかし、別にお守りがわりに10発ほど積んでおけばいいじゃないか。
259mmあれば、Defenderの防盾とかVK100.01(P)のキューポラとかを抜けるんだし……
と思うかもしれないが、課金弾はあれば使ってしまう。
ついうっかり、2番キーを押す。
気が付けばフル金運用になっているのだ。
だから積まない。
などという頭の悪いことを考えていた結果、ひさびさのTier X戦場に来てしまったわけだ。
まず編成を見る。
まぁB2とかC3とか、北西部でハルダウンしつつ撃ち合うのが正しいだろう。

幸いT26E5は砲塔が固い。
広い面積の防盾であれば280mmくらいの防御力が期待できる。
ちゃんと前線でも撃ち合えるのだ。すごいね。

さて、いつものように丘に撃ち合いに行ってみよう。
敵の編成を見るに、通常弾でも車体下部は貫通できる。
また、T26E5の視界は長い。被膜を装備すれば445mに届く。
最前線で奥の駆逐をスポットする役割も果たすのだ。
トコトコと岡上に向かったところ、VK 45.02(B)が側面を晒していたので撃ち込んでやった。
こちらが格下と見たのか、車体下部を晒した豚飯の角度で応戦してくるVK 45.02(B)。
ハルダウンして車体を隠しつつ、適当に車体下部や転輪をポコポコ撃っていたところ、自走砲が降ってきて勝手に死んだ。
自走が当たってしまうのは悲しいことである。
かわいそうだなあ、と僕は思った。

さて、なんだかんだで僕の担当しているラインを押し切り、丘の中央でハルダウンするTier X組を相手することになった。
頭を出しながら撃とうとしたところ、敵のT26E5に対する扱いに震えたのである。

そう、60TPも、Mausも、T26E5に全く意識を向けないのである。
僕が頭を出して側面を撃とうが、
「はいはい、単発240ね、ライフで受けまーす」
といった風に全く意識されない。
僕が撃ち込めば、パスッと240ダメージが入るだけなのだ。
マップを見ればわかると思うが、近くにE100がいる。
彼が出ていくと、60TPは急に正面を向け、貫通させられまいと防御した。
単発750のHEATは痛い。
当然のことだ。
僕が乗るT26E5。
再度頭を出すと、やはり、こちらには意識を向けてくれない。
向けるのは側面だけである。
敵とすら思われていないのだ!

ちなみにこの後僕は爆発した。STB-1に完封されて負けたのだ。
T26E5の強さの一つに、単発火力の低さがあるのかもしれない。
240の平均ダメージはTier VIIIならともかく、Tier IXやTier Xの戦場では空気となることができる。
機動力と俯角も合わさり、安定して弱点や側面をポコポコ撃てるのだ。
次はT26E5のレビューを書こう。僕はそう思った。