【レビュー】Leoの単発300は強い。

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時速60km/hで単発300を運べる戦車が弱いわけないじゃないですか! 戦車の紹介と、三優等を取った時の運用方法を解説。

こんにちは、ツイちゃんです。今回はスウェーデンTier VII中戦車、Leoについてご紹介します。

友人は苦行戦車だと言っていましたが、実際使ってみると、かなり魅力的な戦車でしたよ!

ちなみにこの戦車、初めて3優等をとることができた戦車(自走砲を含まない)なので、個人的に愛着を感じています。

車両の印象

火力面

  • Tier VIIで単発300を振り回せる。格上だろーが一発当たればHP2割は持っていける。かなり強力な単発。
  • ただし照準の絞り・精度はやや悪い。ゆっくり狙う必要があり、敵の前で少しだけ狙いを絞る時間が必要だ。
  • 通常弾の貫通は155mm。平均的ではあるのだが、弾速が遅い。遅いんだよ。
  • 弾速・精度・絞りがだめとなると、通常弾は使いものにならないんですね。
  • 貫通194mmのフル金弾プレイで世界が変わる。基本的に通常弾は使わないです。
  • 一応10cmHEも撃てるが、あまり使うこともない。APCRはそれくらい優秀。
  • 高単発に俯角10度が刺さりまくる。稜線でのダメージ交換が非常に優秀。

単発300を振り回せる代償として、精度・絞り・弾速・貫通を失ったAPが配られます。Leoが苦行戦車と言っていた友人はたぶんAPしか使っていなかったのでしょう。

APCRを常用すると、弾速と貫通が改善するので、ようやく単発火力の恩恵を受けられるようになります。

貫通力よりも弾速の改善がかなりプラスポイント。ですので、APで貫通できそうな相手でも、基本的にはAPCRを撃っていくべき戦車なんですね。

装甲

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  • APに抜かれ、
  • 15cmHEには抜かれることもあり、
  • 小口径のHEには耐える。

シンプルなよくあるMTの装甲といった感じです。ハルダウンしているLeoを自分のAPで撃とうとするとこう見える。

車体上部が傾斜がかかっていそうに見えますが、もともとの装甲が30mmしかないので、3倍ルールでLeo相手にはどこでも抜かれるってわけですね。90mm相手だと、車体上部では完全跳弾できることもあります。しかし、基本的に抜かれます。弾くことはできません。

装甲はいたって普通のMTです。

機動力

  • 最高速度60km/h。同格最速クラス。
  • ただし加速は平凡。最高速度だけ早いタイプ。
  • 実用速度は50km/h~55km/hくらい。
  • 下り坂で加速すれば維持できるくらいの速度はある。
  • 旋回はやや遅め。しかし加速力も平凡なので、違和感はあまり感じない。
  • 砲塔旋回もやや遅め。しかし加速力(略)

いろいろ悪いことは書きましたが、同格最高クラスの機動力を持っています。LTがいない戦場では、初動の丘取りで負けることは少ないです。移動速度としても、時速50km/hは間違いなく出せるので、陣地転換に困ることはまずありません。

そもそも、単発300という同格HTクラスの火力をこの速度で持ち運べるということがおかしい。

索敵性能

  • スウェーデン特有の隠蔽率の高さがある。止まっていればLTと変わらない。置き偵が優秀。
  • もとの視界は370mと、Tier VIIでは普通。
  • 隠蔽率を考慮すれば、偵察性能は同格MT最高クラスに入ります。
  • 高い機動性を活かしてLTの偵察ポイントに入ることも簡単なので、初動はLTごっこしてアシストを稼ぐのもおいしいです。

索敵性能は同格MTの中で最高クラス。高い隠蔽率と、前述した機動性が組み合わさり、初動の茂みダイブから、終盤の粘りまでなんなくこなします。

同格MT中最高クラスの単発・俯角・機動力・隠蔽率とすべてぶっ壊す弾速

まとめていきましょう。Leoの特性として、

  1. 単発
  2. 俯角
  3. 機動力
  4. 隠蔽率

これら全てが同格の中で頭一つ抜けている戦車だと言えます。非常に優秀なんですよね。しかし、こんな弱点も目立つ。

  1. 弾速(壊滅的)
  2. 精度
  3. 絞り

これらの弱点を理解しないと、途端に性能がかみ合わない、よくわからない弱戦車となってしまいます。この砲性能の弱点を解消する手段が、フル金運用です。たくさんのAPCRを持っていけば、欠点をほとんどカバーし、Tier 7屈指の強戦車に変身できます。

お財布は痛いかもしれませんが、性能のかみ合った戦車を操る快感は一度味わう価値がありますよ!

三優等取得レビュー

前述しましたがこの戦車、私が初めて三優等を取った戦車です(自慢)

実際に三優等を取った時の運用方法をご紹介します。

車両構成・オプション

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搭乗員スキル

  • 車長:戦友・第六感・カモフラ・状況判断力
  • 砲手:戦友・速射・カモフラ・修理
  • 操縦手:戦友・スムーズな運転・カモフラ・オフロード
  • 装填手:戦友・弾薬庫保護・カモフラ・修理

もともとLansen Cで遊んでいた乗員を使ったので、かなりスキルがそろった状態でした。

仮に2スキルでやるのであれば、

  • 車長:第六感・カモフラ
  • 砲手:速射・カモフラ
  • 操縦手:スムーズな運転・カモフラ
  • 装填手:弾薬庫保護・カモフラ

これくらいで大丈夫だと思いますよ! カモフラは60%くらいまで上げれば楽しめます。

拡張パーツ

  • ラマー
  • レンズ被膜
  • ガンレイ

ラマーとレンズ被膜は確定。のこり一つは自由枠ですが、私はガンレイを採用しました。絞るのがゆっくりである欠点を補う拡張パーツです。

もし偵察重視のプレイをする予定であれば、ガンレイを換気扇にしてしまうのも一つの選択肢ですね。

消耗品

  • 食料
  • 修理(小)
  • 救急(小)

まぁ修理は大の方がいいんですけどね。お財布と相談してみてください。

ただ、ハルダウンして戦っていると、基本的に履帯とエンジンを一緒に壊されることがないので、修理(大)じゃなかったことによって困ったことはなかったです。

ちなみにLeoの三優等チャレンジ中、一度も炎上することはありませんでした。ハルダウンをメインで戦えば車体のエンジンの被弾判定が隠せるので、火災はあまり心配しなくても大丈夫そうです。

運用方法

  • LTがいない戦場の場合、速攻で置き偵察ポイントに突っ込んで偵察する。
  • LTがいる場合、ハルダウンできそうな稜線のポイントに最速で前進して先手を取る。
  • 序盤~中盤までは稜線にべったり貼りつく。リロード中で稜線から見えた敵にAPCRを放り込む。
  • 稜線の打ち合いに勝てば先陣を切って前に進む。HPが余っていれば、被弾しつつ偵察して確実にアシストをいただく。
  • 稜線の打ち合いに負けた場合、味方の駆逐より前あたりの茂みまで後退。常に最前線にい続け、敵を観測し続けること。
  • 終盤、数が少なくなった場合、ハルダウンの打ち合いor茂みを使った視界勝負に持ち込めるように立ち回る。基本的に壁越しの打ち合いはできない。DPMも低いのでやりたくない。

偵察とハルダウンだけやる。壁越しの撃ち合いはやらない。これだけ気を付けていれば大丈夫です!

まとめ

ということでLeoを紹介しました。フル金で偵察重視のプレイをすれば、かなりの強戦車ぶりを楽しむことができます。

スウェーデンのルートの途中にあり、Leoはフリーで飛ばしてしまったという方も多いかもしれません。しかし、この強戦車ぶりは、一度開発して味わっておいても損はないですよ!