サンドボックスで最強課金8LT選手権!

こんにちは、ウンバボ族-UB-のまいる(IGN:mile003)です。ツイちゃんブログでは最強戦車を決めるとかそんな感じで記事を書くと人気が出るよ!と教えてもらったので便乗して書いてみます。

6/2~6/7の約6日間行われた拡チョパ(拡張パーツ)2.0のためのサンドボックステスト。みなさんはプレイしてみましたか?事前情報を見る限り恩恵を一番受けるのはLTなのでは?と感じたのでテスト報酬満額25000G貰った結果からして30戦以上はやったと思います(ゴールドが使えるのはサンドボックス内だけなのが悲しい)。事前情報からの期待を書いた記事はこちらになります。※追記:リプレイ数確認したら67戦してました

30戦以上乗りましたがそのほとんどが課金Tier8LTです。LT以外に乗ったのはドイツTier8HTのVK 100.01P(最高速20km/h→25km/hが快適)とフランスTier8MTのBat.-Châtillon Bourrasque(精度0.37→0.35テストですが微妙)に数回乗っただけかな。課金Tier8LTで乗ったのは

  • ソ連:LT-432
  • ドイツ:leKpz M 41 90 mm
  • フランス:EBR 75 FL 10
  • フランス:ELC EVEN 90
  • イギリス:Senlac

の5両です。一応アメリカ:T92も持っているのですが….あまりにも残念な能力のため乗る気力が湧きませんでした。せめてローダーにならないかな。この5両の中で拡チョパ2.0込で最強戦車(個人の感想)を決めていきます!!!

さてランキングの前にサンドボックス内でのTier8LTの役割について簡単に説明します。テストサーバーやサンドボックスサーバーではユーザーが試乗の意味なのかTier10車両が一番多く選ばれマッチングされやすいという特徴があります。CISサーバー(ロシア)・EUサーバー(欧州)と同じように+-2マッチングが普通によく出るので全体の7割ぐらいはTier10~8マッチングでした。LTにおいてボトムマッチとなるとチームから期待されるのは火力ではなく偵察・スポットとなり撃つ機会がかなり減り、拡チョパ2.0では視界系と機動性がメインになります。

さっそく第5位!ドイツ:leKpz M 41 90 mm

「ターボチャージャー」「消音排気システム」「レンズ被膜」

MT運用ができる、いや強いられる独犬ことleKpz M 41 90mmが第5位です。欠点であった低隠蔽・低出力を拡チョパ2.0で補うことで隠蔽率36.89%・出力比24.26と改善。この隠蔽率36.89%(カモスキル100%迷彩戦友食料)、現環境のLT-432カモスキル100%迷彩込みの隠蔽率37.28%とほぼ同じなんです。つまりAP単発240・HE単発320のLT-432が爆誕!これが第5位なの!?というツッコミがありそうですが、5位の理由はTier10マッチングが多いためボトムLTにあまり火力を求められていないのと欠点を補うために他の視界系拡張パーツ2.0が付けられないので同格LTに視界負けすることがあるのです。ただアジア鯖のように+-1マッチングでLTに火力が必要な場面が多くなればもっと順位が上がるかもしれません。

第4位!イギリス:Senlac

「前進用追加トランスミッション」「消音排気システム」「レンズ被膜」

第4位は以前も取り上げた印象が薄い超攻撃型LTイギリス:Senlacです。この戦車は最高速65km/hなのと低隠蔽なので前進速度+6km/hと隠蔽率+9%の拡チョパ2.0を付けてみました。その結果最高速は71km/h・隠蔽率38.1%となり俯角10度で高速高貫通HE弾が使えるLT-432になります。素の視界400mなのでレンズ被膜・戦友・食料使用で視界485mまで伸ばせるのも5位のM41 90mm(レンズ被膜で468m)より視界が取りやすいです。4位の理由はM41 90mmとほぼ同じですが出力比が良く砲性能が単発ダメージ以外はこちらの方が優れているからです。砲性能もかなり良いのでアジア鯖+-1マッチングになればさらに輝く可能性を秘めています。

ここから御三家!第3位!フランス:EBR 75 FL 10

「レンズ被膜」「電波妨害装置」「パノラマ型観測窓」

第3位はフロントラインでよく見かける車両、EBR 75 FL 10です。装輪装甲車は素の視界が良くないこと、拡張パーツスロットボーナスが2つとも偵察性能であること、前進速度+5km/hを付けても高速モードには適応されず通常走行時のみ+5km/hになることを踏まえてすべて偵察系拡チョパにしました。画像には載ってませんが視界はボーナスレンズ被膜+戦友+食料で382mでさらに相手車両が動いている場合に相手車両隠蔽率-7.5%の拡張パーツ「パノラマ型観測窓」を付けることでさらに相手を見つけやすくしています。そして被発見時間-4秒「電波妨害装置」を付けることで視界を切ってから6秒でスポットが消えるようにして高速移動をさらにパワーアップしています。このパーツでの運用方法だと走りながら稜線チラ見偵察で被発見時間が短いのを活かして強引な乗り出しからダメージを取っていったり高速裏取りみたいな感じがいいような。自分は装輪車の扱いがうまく出来ないのですがサンドボックスでは現環境より視界が伸びたからか、そこそこ良い戦績が出せました。3位の理由ですが1位と2位が強すぎたからです。慣れた方なら1位候補でしょう。なお3位と4位の間には乗り越えられない大きな壁が存在します。

第2位!祖国を信じろ!ソ連:LT-432

「パノラマ型観測窓」「レンズ被膜」「消音排気システム」

第2位はTier8万能LT:LT-432です。素の性能でソ連バイアスと言われるぐらい全方向に強いのですが….最初は全然ダメでした。最初の拡チョパは現環境で定番の装填棒レンズ被膜換気扇(またはスタビ)でしばらくやっていましたが全く活躍できない。視界負けして一方的にやられることが続きます。おかしいなーと思っていましたがここまで読んだ方ならお気づきかもしれません。そうです、5位と4位がすでに現環境LT-432の上位互換なのです。しかもほぼTier10戦場ということでボトムLTで視界が取れない=存在価値無し。装填棒積んでたらそりゃー撃ちたくもなりますが、それは命取り。サンドボックス環境ではLTに装填棒は要りません。拡チョパ2.0のチカラをまざまざと感じて一気に偵察拡チョパ2.0に載せ替えたらすぐにMバッジが取れました。

おそらくLT-432の拡チョパ2.0はどれが正解、というのがなく自分が得意なプレイングに合わせて積み替えていくことになると感じました。隠蔽率+6%で隠蔽率43.28%というのはほぼ現環境EVEN 90と同じ。つよい。砲塔装甲160mmのEVEN 90です。つよい。ただアジア鯖+-1マッチングだと現環境と同じ拡チョパが良い可能性もあります。Tier8オールならLTの火力や装甲も大事な部分になってきますので。ちなみにLT-432に食料を積んでいないのはあまりにも燃えるので自動消火器が欠かせないからです。

余談ですが、現環境拡チョパの装填棒・皮膜・換気扇の場合だと隠蔽率37.28%はともかく視界450mちょっとなのでSenlacに視界負けする可能性が結構あります。砲性能全体はM41 90mmより扱いやすいと感じるので4位:LT-432、3位:Senlacという順位になります。拡チョパ2.0とTier10戦場ボトムLTという環境に適応していないと万能どころか視界負けする使えないLTにまで格下げされちゃいます。

第1位!圧倒的存在感!フランス:ELC EVEN 90

「改良型無線機」「パノラマ型観測窓」「レンズ被膜」

第1位はLTの極み、ELC EVEN 90です。現環境でも視界取りならTier9・10含めてもトップクラス。さらに圧倒的な隠蔽率45.58%。これをさらに+9%強化したいところですが、今回偵察系で一番強いと感じた「パノラマ型観測窓」をご紹介。これは相手車両が動いている時に相手車両隠蔽率が-12.5%する効果があります。もともと低隠蔽であるHTや重TDなどは隠蔽率0%扱いになり遮蔽物がなければ必ず445m先で発見できる、までは当然として隠蔽率-12.5%というのは簡単な表から推察するに約50m早く発見できることになります。(細かい計算式がありますが大雑把な感じでお願いします)

移動する車両が50m早く発見できる、というのはすごく端的に言えば「装輪車を今までより50m早く、一方的に視認できる」ということです。アンチ装輪パーツとも。サンドボックス環境ではこれが強烈な効果を発揮しており、定番ポジ以外の茂みも使えるEVEN 90置き偵察を発見できずに味方戦車が次々に装輪車の死体の山を築いていました。装輪車ですら苦戦するのですからEVEN 90の視界&隠蔽に敵うものはおらず、しっかり視界が取れた試合はほぼ勝てました。体感勝率65%~70%でしょうか。あとは発見時間+2秒でさらにアシストを取りやすくするなど、戦場の支配者気分を味わえました。あとEVEN 90は素の隠蔽率が高いのですべて偵察系強化に振り分けることができるのが強み。ヒメルズ以外ではLT-432ですら勝ち目が無いようにに感じました。アジア鯖+-1マッチングだともしかしてLT-432の火力装甲の方が優る可能性もありますがTier10マッチングが多いサンドボックス環境では間違いなくTier8最強課金LTでした。

実際にサンドボックスに参加した感想まとめ

一言で言えば楽しかったです。
拡張パーツ2.0の目玉は火力以外の拡チョパ、ということで一番影響を受けたのはLTでした。以前存在した「視界取りして味方を勝利に導く」偵察枠LTを思い出しました。より視界を強化したLTというのはこれまで以上に重要になり視界取り上手い人と下手な人の差がより顕著に出そうだなーとプレイしてて感じました。拡チョパ2.0によりLTがより見つけづらくなる・そして一方的に見られることが多くなることでMTはレンズ被膜は外せないだろうし、かといって装填棒スタビも外せないので結局MTは拡張パーツ変えられない可能性が高いのでは。HTはどうなんでしょう。装填棒は外せない、スタビor精度upでもう一つ何か、といった感じ?TD&SPGも装填棒・精度upともうひとつ何か、といった感じかな。LT以外はほぼほぼ乗ってないのであんまり言えないです。

今回自分が載せた拡チョパ2.0は「これを載せておけばおk」みたいなのではなく、自分のプレイスタイルに合わせた組み合わせがあります。装填棒・換気扇すら載せる必要がないLTは一番個性が出る戦車かもしれません。自分は置き偵察からの一方視認を重要視してましたが走り偵察が好きなら前進速度+6km/hとターボチャージャーで出力比+15%が楽しく強いかも。アジア鯖だとやっぱりLTも殴り合いに参加する場面が多そうなので装填棒を載せる必要があるかも。いやーそのへんは実装してみないと分かりません。6/14現在ではさらに調整したサンドボックス第2回テストを予定していることなのでそれを楽しみに待ちたいと。

https://worldoftanks.asia/ja/news/general-news/equipment-2-0-end/

ではまたー