【レビュー】FV304は力を奪われた最速の自走砲である。

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昔は強かったらしいけど、今はそうでもなかったりする。

こんにちは、ツイちゃんです。今日はイギリスTier VI自走砲、FV304を紹介していきます。

かつて自走砲がナーフされる前は猛威を振るっていましたが、スタンが当たり前になった現環境では最弱の自走砲です。

FV304の使用感

火力

  • 450ダメージ,貫通28の砲弾を11秒くらいで撃てる。
  • レティクルの拡散が非常に悪い。車体を少し旋回させただけで一気に広がる。
  • また収束も遅い。適当に旋回させたあとだと、10秒くらい待たなければいけないのがつらい。
  • 射程は500mほど。弾速が遅いので、移動目標に命中させるのは無理。

FV304。貫通力が28mmだと、そもそも天板が貫通できない。どんなに高弾道の砲を搭載していようが、射程ギリギリで撃って垂直に弾を落とそうが、そもそも貫通力が足りないので天板は抜けないんです。

であれば500mギリギリで撃つ必要もなく。基本は高弾道を活かし、前線から200mくらいの稜線裏に位置どりましょう。そこからひたすら相手の側面をちまちま撃ち続ける使い方がベストです。

自走砲としては非常に弱い。天板を貫通させることができた昔の環境であれば強かったが、今では最弱クラスとなってしまいました。

装甲

  • どこでも14mm。自走砲に撃たれても貫通する。

とにかく薄い。自走砲が直撃すれば基本的に死にます。また、11秒というリロードの特性上、カウンターを回避せずに撃ち続けることが多いので、敵の自走砲に撃破されることもしばしば。

当たれればありとあらゆる砲弾が貫通する、まさしく紙装甲です。

機動性

  • 最高速度72km/h、実用速度は55km/h以上。
  • 陣地転換などで長く加速すれば、70km/h台も十分到達できる。
  • 旋回性能は自走砲相応であり、接近戦はNG。
  • しかし、移動中に旋回しても大きく減速しないのは好ポイント。陣地転換の性能は非常に優秀である。

FV304は自走砲の中で最速の足を持っています。陣地転換の足として非常に優秀で、戦闘エリアの移動に合わせ、どんな場所でもついていけます。

当然ですが、旋回速度はゆっくりであることと、固定砲塔であることから、接近戦は全くできません。

しかし快速。とにかく早い。

索敵性能

  • 静止時の隠蔽率は14%と十分だが、車体が大きい。
  • 視界も255mと少ない。

索敵性能は皆無。見つかりやすく、敵が見えないので、終盤追いつめられるとかなり厳しいところがあります。

一応止まっているときの隠蔽率は最低限確保されているので、茂みに入って一発食らわせるくらいのことはできます。追いつめられても水没はやめようね! ツイちゃんとのお約束だよ!

三優等取得時の運用方法

FV304は私が初めて三優等をとった自走砲です。非常に卑怯な戦車で三優等を取ってしまったことは大変申し訳ないことだとは思いますが、一応運用方法などを解説しておきます。

拡張パーツなど

拡張パーツはラマー・ガンレイ・換気扇を装備。基本的なものでした。

消耗品は、100オクタンガソリン・修理(小)・救急(小)。加速力を増加させるために、ガソリンを搭載。お金がある人は素直に食料でいいと思います。

スキルは第六感とカモフラージュがついた乗員を用意。スキル枠に余裕があるのであれば、戦友やスムーズな運転、速射などを検討してみる価値があると思います。

運用方法

自走砲にスタンがつき、貫通がナーフされたアップデート後に取得しました。

  • 500mギリギリで撃っても天板は貫通できないので、とにかく前に出る。
  • 最前線の一歩前、敵に見られないギリギリの稜線に張り付き、精度を活かして敵の側面にひたすら榴弾を当て続ける。
  • 一発100~150dmgをコンスタントに取り続けるのが重要です。
  • 旋回が遅いので、逃げる判断は早めに。戦線が少しでも危ないなと思ったら、すぐに距離を取れるようにしておく必要があります。

自走砲ですのでシンプルにこれくらい。とにかく500mで撃っても意味がないことに気づく必要があります。中距離からひたすら相手を撃ち続けてダメージを取る。これが一番大事です。

FV304は時代の敗北者です。

ということでFV304をご紹介しました。

昔は小柄な車体で戦場を走り回り、高貫通榴弾でぶいぶい言わせていたFV304。今となっては昔とは違い、積極的に側面を撃つような戦い方が求められるんじゃないのかなーと思います。

人によって、敵とのとる距離がかなり変わってくる自走砲なので、いろいろな人のプレイスタイルを見てみるのも面白いかもしれません。

まぁ自走砲よりも普通の戦車の方が乗っていて面白いので、みなさん普通の戦車に乗りましょう。