第二次世界大戦後期に生み出されしTigerⅡ。ノルマンディー戦線でアメリカ軍にKing Tigerと呼ばれた彼は、WoTの世界でもまさしく獅子奮迅の活躍をする…はずだった。
こんにちは、れいしきです。車両のレビュー記事を少しでも増やせればと思い、特別にツイちゃんさんのブログで書かせてもらっています。
本記事ではTigerⅡの紹介ですが、WZ132-1、progetto46のレビュー記事も書かせてもらっています。良ければそちらもご覧ください!
初3優等取れましたァァァ!!!圧倒的好精度&APCR285mmでディフェンンダーや格上HTだってスポスポ!!!結局消耗品はいつも通りのままで取れました!ありがとうキングティーガー!!!イケメン!!! pic.twitter.com/hqze266Qud— れいしき@WoT初心者脱出ブログ (@reishiki8810) 2019年3月11日
一応3優等取ってるのである程度の信用度はあると思います。
火力
- 超絶精度を誇る主砲だよ!
- 駆逐戦車並みの高貫通力を持っているよ!
- でも単発320と低めだよ
- 俯角は8度取れるよ
Tiger2の最大の強み、それは何と言ってもその精度と貫通力の高さです。精度が良いとされるスウェーデン駆逐UDESを上回る、精度0.29をマーク。更に課金弾APCRの貫通力が285mmと、駆逐戦車並みの数値を誇ります。
この超精度&高貫通により、Tier8重戦車で最も固いとされるObj252U(Defender)や、格上重戦車さえも簡単に抜くことができます。
その一方、単発火力が320と同格重戦車と比べ低く、ターン制の撃ち合いでは不利です。ただLoweと違い、単発火力が低い分装填速度もTiger2の方が早いので、敵が1発撃つ間にこちらが2発撃つ、なんてこともできるので、撃ち合いは結構強かったりします。
俯角は8度あるので、不便することはあまりありません。
装甲
- 砲塔正面は185mmの垂直装甲だよ
- 車体正面は160mmの傾斜装甲で220mm相当だよ
- 砲塔天板(おでこ)は40mmだよ
一般に最も固いとされる砲塔正面が185mmの垂直装甲であり、キューポラ、車体下部に次ぐ大きな弱点となっています。また、砲塔の形が上から見ると六角形なので、Mausのようによそ見をして弾くこともできません。
更に、砲塔天板(いわゆる”おでこ”)は40mmしかなく、IS3などの口径が122mm砲には3倍ルールで貫通されてしまいます。しかし、しっかり距離を取って戦えば砲塔正面やおでこを抜かれづらくなるため(相手がIS3なら尚更)、距離感をつかむことが大切です。
車体装甲に関しても、車体上部は220mm相当であり課金弾を使われると簡単に抜かれてしまいますが、しっかり豚飯をすることで被弾リスクを下げることができます。
総じて、ぱっと見柔らかそうな装甲ですが、距離感と豚飯をしっかり出来ていればそこそこ弾ける装甲を持っています。そういう意味では、重戦車での撃ち合いを勉強・練習するのに持って来いの性能といえます。
もし車体下部に弾を受けてしまうと、頻繁にエンジンが壊れます。大事にしてね。
機動力
機動力は遅いですが、鈍重というほどではありません。大体25~34kmくらいで走れます。
ちなみに、Tiger2はTiger1と同じエンジンを採用しています。そのため装甲を強化したTiger2はTiger1よりも機動性が悪くなり、攻勢時には使いづらくかのヒトラー総統の失望を誘ったそうです。
また、消費燃料も半端ではなく戦闘により破壊されたものよりも、燃料不足や故障により放棄された方の車両数が多かったとか。
拡張パーツ
スタビ、ラマー、レンズ被膜でいいと思います。乗員が育っていて、食料も積むのであれば被膜を換気扇にして少しでもDPMを上げるのもいいかもしれません。
装甲厚は大してないので、内張り装甲はあまり向いていません。
隠蔽・視認範囲
隠蔽は重戦車のそれです。
一方視認範囲はデフォルトで390mと軽戦車並みに高く、445mに簡単に伸ばすことができます。長距離狙撃を得意とするこの戦車には上手くマッチしていますね。
総評
単発火力が低いこと、装甲が薄いことから”弱い”とよく言われますが、しっかり使ってあげればかなり強い戦車です。yamato_noobさんやMori_chanさんなども3優等を取った際にその旨をTwitterで話していました。
重戦車の練習をしたい方には向いている車両だと思います。ただ、開発が結構あるのでフリー経験値はしっかり用意しておくことをお勧めします。あと、Mバッジも取りやすいので、パーソナルミッションを進めている方にもおすすめです。
また、近々E100の強化に伴い、Tiger2も強化される見通しです。個人的には今のままがいいんですが、一応期待ですね。(2020/5/17時点)